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今週聴いたもの:2023年12月14日~12月20日(小椋佳、ANGELUS APATRIDA、EVADNE)

自民党の派閥の「裏金」問題にからみ東京地検特捜部が安倍派と二階派の事務所に強制捜査に入ったとのニュースをみました。

ようやく詐欺集団自民党に司直の手が入ることになって個人的には喜ばしい。ヘタレ検察がどこまでやってくれるかが心配ではあるけれど、これはまあ遅すぎましたね。史上最悪最凶の詐欺師宰相・安倍が生きてるうちにやらなくてはならなかった。それがなされていれば日本がここまで斜陽になることはなかったかもしれないのに。

注意しなければならないのは、今回強制捜査に入られたのが「派閥」であって「党」でないとしても、結局これは自民党そのものの問題であるということ。奴ら自民党はこれまで議員の不祥事はすべて個人の問題として離党させたりして済ませていたけれども、今回はそうはいかない。組織的にやったことですからね。最大派閥がそれをやってたんならもはや党自体の体質の問題と考えなくてはならない。派閥を解消しましたあ!で騙されてはいけませんよ。そんなことはなんの解決にもならない。

岸田はいまだに「政治の信頼を回復しなくてはならない」とか他人事のようにぬかしてましたが、あまりに寝ぼけすぎ。もともと信頼なんぞないっての。報道では自民党の奴らは「生まれ変わらないと生き残れない」などと言ってるらしくてそれにも呆れるしかない。お前らはリクルートの時も同じようなことして同じようなこと言ってただろ。この期におよんで「生まれ変わりましたあ!」って言えば許されると思ってる時点で甘すぎる。広域暴力団や特殊詐欺集団がアタマをすげ変えて「生まれ変わります!」といったところで誰が信用するか、という話で、広域暴力団以上の悪そのものである犯罪集団自民党には「生まれ変わる」のではなくもはや解散してもらうしかない。

やつらを支持することで甘い汁を吸っている大企業や金持ちはともかく、それ以外の一般国民が団結してそれをやろうと思えば可能なのに、なぜそれをやらないのだろう。議員がひとりもいなくなれば政党など消えてなくなるしかないのだから、全員選挙で落とせばいいだけ。「消去法で自民党」?正気なんだろうか。

まあいつも言うようにこいつらが「信頼回復」などと甘い考えを持ってしまうのは我々国民がこいつらのクズさ加減をすぐに忘れて選挙で勝たせてしまうせい。こういう国民をなめたことをしていればすぐに国民にバレ、そして選挙で必ず落とされる、というふうに法律も選挙制度も我々国民の意識も変わっていかなくてはならない。それをやってくれる政治家、それができない無能だとしても少なくともその気がある政治家を選ぶことだけが我々国民がまずやるべきことでは。

小椋佳「子らよ」

2002年から2004年に放映された時代劇「子連れ狼」(北大路欣也主演)の主題歌シングル。テレビ朝日系ではたまに再放送されてますね。再放送をみるたびにCD欲しいと思って探すんですが入手困難、あっても高いのでなかなか手に入れられなかったのですが今回ようやく。

Amazon.co.jp 子らよ

「子連れ狼」の主題歌といえば、萬屋錦之介版のほうの、橋幸夫が歌った曲(しとしとぴっちゃん・・というフレーズのほう)が有名ですが、こっちもそれに負けず劣らず素晴らしい曲。個人的には内容のほうも北大路欣也版のほうが好き。

小椋佳の、淡々としつつも全人類的な包容力を感じさせる温かみのある歌唱と、子をもつ親であれば、いやそうでなくても「時を選び採れず 命受けし者」として、人生について深く考えさせられる歌詞が胸に迫ってくる。時代劇ファンならずとも聴いておくべきでしょう!テレビサイズとは若干異なるアレンジには賛否があるかも。

ほか劇中の音楽もことごとくカッコいいんですが、どうやら北大路欣也版のほうのサウンドトラックは出てないらしい? 出せば再放送のたんびに少しは売れるだろうから、ぜひとも出していただきたい。

おススメ度・・・★★★★

ANGELUS APATRIDA「CLOCKWORK」

スペインのスラッシュ・メタルバンド、ANGELUS APATRIDAの3作目。2010年作。

Amazon.co.jp Clockwork

メルカリ ANGELUS APATRIDA

ついこないだ新作を出したようですが私はチェックしてなかった。ていうかこれまで聴く機会がなくて音源に触れるのはこれが初めて。スペインというとスラッシュ・メタルバンドがあまり思い浮かばないが・・・

思ったよりかなり良くてビックリ。いわゆるNWOTM系のスタイルのバンド。オールドスクールなスラッシュから影響されてるのは間違いない。テクニカルなリフで押して押して押しまくるなかにほのかに聴かせるパートも混ぜ込んでくるし、アグレッシヴながらもちゃんと歌ってる(ように聴こえる)ヴォーカルもカッコイイ。そのヴォーカルがMEGADETHのデイヴ・ムステインみたいな歌いまわしで、テクニカルなリフとあいまってゴリゴリのスラッシュだったころのMEGADETHを彷彿とさせるサウンドになっている。ヴォーカルはたまにDESTRUCTIONのシュミーヤみたいになったりも。いずれにしろクオリティは高く、スラッシュ・メタルが好きなら聴かなくてはならない快作でしょう!私もいまさらに聴いたことを反省!

おススメ度・・・★★★★

EVADNE「THE SHORTEST WAY」

こちらもスペインのバンド。メロディック・デスメタル、EVADNEの2作目。2012年作。

Amazon.co.jp Shortest Way

メルカリ EVADNE

予備知識なしで買ったので、ジャケットをみてプリミティヴなブラックメタルを予想してましたが全然違った。寂寥感あふれるメロディック・デス。ドゥーム風味もまぜこまれている感じかな。

メロディック・デスそのものだったころのAMORPHISを彷彿とさせる寒々しさと哀愁を詰め込んだ、なかなか聴かせるメロデスになっていました。けっこうよかったんですけどAMORPHISほどの印象的なメロディはあんまりなかったのがちょっと残念。同じ曲ばっかりに聴こえちゃう。いろいろ惜しい。哀愁のメロディック・デスが好きなら買うのもアリかも。

おススメ度・・・★★★

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