安倍前首相がやってた「桜を見る会」の前夜祭の問題。
検察はいつになったら捜査するんだよ、と思ってたら今頃になっていろいろやっていますね。
現職の大臣は首相の同意がないと訴追できない、というのが憲法に書いてあり、首相自身の訴追に首相が同意するわけないから、首相在任中はできなかった、ということらしい。
どっちにしろどうせ全部秘書のせいにされるんでしょうが、秘書は自分のせいにされるくらいなら「安倍の野郎は許せねえ。道連れにしてやる」と考えて「首相に命令されました。アイツももちろん違法だって知っていました」と言えばいいのにな。言うのかな。
国会で安倍さんがウソの答弁をしていたのは明白だし、菅さんもそれを知ってて擁護していたのも明白。そのふたりのシレっとしたムカつく態度や、「桜を見る会」に呼ばれて喜んで参加して安倍さんにおべっかをつかってヘラヘラしてた奴らの映像や写真をみると、いまでも吐き気がしてきます。よくあんなもんに行こうと思うよね。「俺も首相から花見に呼ばれるほどの人間になったぜ!」とか思って嬉しくなっちゃうのかな。どうしてこう日本人はお上に弱いんだろう。もしくは、ジャパンライフのアイツみたいに自分の利益に結び付けたいだけか。どっちにしろ吐きそうなくらい気持ち悪い。
それにしてもおめでたいのは、誰がどう考えてもウソ・デタラメであることが明らかなことをずっとぬかしてきた安倍前首相やそれを擁護してきた菅首相や彼らがトップを務める自民党という詐欺師団体をいまだに支持する日本国民じゃないですかね。
これだけのデタラメをやり放題やられて、腹が立たないのかなあ。これで次の衆院選で自民党が勝ったら、それは4年前にトランプを大統領にしちゃったアメリカ国民の失敗と同じくらい、恐ろしいことだと思います。
LILLIAN AXE「FIELDS OF YESTERDAY」
アメリカのハードロックバンド、LILLIAN AXEの1999年作。1995年に解散してから、再結成して出したアルバム。
1988年に出たデビューアルバム「LILLIAN AXE」はアナログレコードで所有していまして、けっこう好きで聴いていました。なかでも「Waiting In The Dark」はイッパツでノックアウトされちゃう、80年代メタルのド級の名曲でしたね。
で、この「FIELDS OF YESTERDAY」は今回はじめて聞いたんですけど、80年代の雰囲気を漂わせながら初期と変わらぬちょっとダークで湿ったメロディを聴かせる作品になっていました。なかなかイイですね。しかし曲のデキはやはり初期作のほうがいいかな。ギターソロは聴きどころがけっこうあるけど、歌メロのキャッチーさは後退した気が。それに音があまり良くないのもマイナスポイントかな。
いまも活動しているらしい?けれども、このサウンドのまんまなのかな。機会があれば聴いてみよう。
オススメ度・・・★★★☆
OV HELL「THE UNDERWORLD REGIME」
DIMMU BORGIRのヴォーカルのShagrathと、GORGOROTHなどにいたKingが中心となった、ノルウェー発のブラックメタルプロジェクトのアルバム。2010年作。
Amazon.co.jp Underworld Regime
私はGORGOROTHとか知らないし、DIMMU BORGIRもあまり好きじゃないので期待しないで聴きましたが、これはなかなか悪くない。
このOV HELLは言ってみればシンフォニックじゃないDIMMU BORGIRみたいな感じで、王道のエクストリーム・ブラック・メタル。演奏力は高くサウンドプロダクションもしっかりしていて、クオリティは高い。2曲目「Post Modern Sadist」なんかは「UNDER THE SIGN OF THE BLACK MARK」のころのBATHORYみたいな雰囲気で、気に入っちゃった。
このアルバムを聴いて、DIMMU BORGIRがなんでつまらないのかわかった気がしますね。エクストリームなブラックメタルにシンフォニック要素はやっぱりいらないんだ。シンフォニックとかいって余計なものを加えるから小賢しいだけのつまらないメタルになっちゃうんだよなあ。ある意味真っ正直なブラックメタル。いいね!
オススメ度・・・★★★☆
POKOLGEP「METAL AZ ESZ」
ハンガリーのベテラン・ヘヴィメタルバンド、POKOLGEPの4thアルバム。1990年作。2019年に再発されたものを手に入れました!
これ、むか~し音源持っていたんですけど、家庭の事情により消失(私が実家を出ていた間に処分されてしまった)しちゃってたんですよ。
再発されたのも知らなかったんですけど、先日偶然手に入れまして聴きなおしました。
で、この作品は最高ですよ。マジで最高。なかでも1曲目のタイトル・トラックは、北欧のバンドでもこんな曲できる奴らはそうそういない・・っていうくらいの名曲!
いちど聴けば必ず覚えて「METAL AZ ESZ!」とシンガロングしたくなっちゃう。いいなあ。この1曲のためにだけに買う価値はあるアルバム。この曲が良すぎてほかが霞んじゃってる気もしますけど、ほかの曲も全然悪くない。っていうかめちゃめちゃカッコいい。メロディアスかつキャッチーな曲が満載。ハンガリー語はわからないけど、それでもすぐに覚えてなんとなく歌えちゃう。素晴らしい。
80年代のいわゆるジャパメタの雰囲気も漂う、懐かしくも美しくそして激しい正統派メタル。メタルはこうでなくちゃあ。ほかにも何枚か持っていたはずなんですけど全部なくなっちゃったので、YOU TUBEにあがっているものを聴きなおしてみることにしよう。ていうか今も活動しているのか!全作品を日本国内盤で再発してくれ!
オススメ度・・・★★★★☆
といったところで今回はこれくらいで。