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令和5年10月22日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

栃木県上三川町で28歳の男の乗っていたレンタカーから15歳の少女の遺体がみつかった事件。

TBS NEWS DIG レンタカーの“制服”遺体は千葉県の15歳女子高校生 家族がコメント「現実として受け止められず」 栃木県警

少女の遺族は

事実を知りたい気持ちはありますが、まだ現実として受け止められず、何も考えられません。
報道機関の皆様には、心中を察していただき、私たちや近所の方に対する取材を控えてくださいますよう、お願いします

というコメントを発表されたという。

するとこの記事はおかしくないか。この遺族の意向を受け止めようとするなら、被害女性の実名をわざわざ出す必要はないはず。なぜ「15歳の女性」というだけではいけないのか。その矛盾に気づかないってところがまさに「マスゴミ」たるところじゃないか。

この件にかぎらず、犯罪被害者の実名をまるで当たり前のように公表し、その人がどういう人だったかというプライバシーを垂れ流すことを、日本のマスコミはなんの疑いももたずに続けているけど、我々国民はいいかげんにそれはおかしいと気がつくべきです。

なんで事件事故の被害にあったというだけで名前だの顔写真だの卒アルの内容だの彼女にあてたプロポーズの手紙(知床遊覧船の事故の時にやっていた。ほんと吐きそうなくらいの嫌悪感をおぼえた)だのを全国にさらされなきゃならないんだよ。遺族に許可をとったりはするんだろうけど、亡くなったからって本人の意思は無視でそんなことしていいのか、1ミリも考えないんだな。

マスコミは事件事故の被害者にさらに追い討ちをかけるようにプライバシーを暴きまくるのをすぐにやめるべき。犯人にしても有罪が確定するまでは無罪の可能性があるのだから、少なくとも起訴されるまでは実名報道を控えなくてはならない。これを言うとマスコミの奴らはすぐに「国民の知る権利」とかぬかすけれども、親族などの当事者でないかぎり、実名を知ることができないことによるデメリットなんかないでしょ。

知る権利云々をぬかすのなら、警察官や官僚などの犯罪の時に実名を隠すのをやめろという話だし、政治家の不祥事なんかももっと徹底的に追及しろ。政治家が「覚えてないんですよね~」とかぬかすのをきいて引き下がって、それで仕事してるつもりか。変質者の犯罪よりも権力者の犯罪のほうが圧倒的に恐ろしいし有害。変態に対しては近づかないようにするとか自衛手段がとれるけれども、権力者についてはなかなかそうはいかない。自民党などという詐欺師集団が政権に居座っていても、個人の力だけではそれを変えるのは難しい。それをかえるためにはマスコミが自民党の詐欺体質と犯罪行為をきちんと国民に伝えることが必要で、そういうふうに権力者を監視しその正体を国民にしめすことこそがマスコミの仕事のはず。そっちをもっと一生懸命やれ。

 

で、今回の「新・BS日本のうた」は、愛知県稲沢市での公開収録。

出演は、三船和子、石川ひとみ、香西かおり、藤原浩、水森かおり、福田こうへい、パク・ジュニョン、朝花美穂、松阪ゆうき、新浜レオン。

デビュー45周年の石川ひとみが登場!

今回の曲目は以下のようになっていました。

 

「恋のフーガ」・・・香西かおり&水森かおり

「憧れのハワイ航路」・・福田こうへい

「僕は泣いちっち」・・・パク・ジュニョン

「戦士の休息」・・・新浜レオン

「別れの磯千鳥」・・松阪ゆうき

「あばよ」・・・・・水森かおり

「一円玉の旅がらす」・・朝花美穂

「街のサンドイッチマン」・・藤原浩

「くちなしの花」・・香西かおり

「未練の波止場」・・三船和子

「まちぶせ」・・・・石川ひとみ

「笑顔の花」・・・・石川ひとみ

「勝手にしやがれ」・・パク&新浜&松阪

「あなただけを」・・パク&新浜&松阪

「走れコウタロー」・・パク&新浜&松阪

「星空のディスタンス」・・パク&新浜&松阪

「津軽じょんから節」・・福田こうへい

「秋田長持唄」・・・・香西かおり

「ソーラン渡り鳥」・・香西かおり&福田こうへい

「夢で逢えたら」・・・石川ひとみ&パク&新浜

「公園の手品師」・・・松阪ゆうき

「他人船」・・・・・・三船和子

「峠越え」・・・・・・福田こうへい

「釧路湿原」・・・・・水森かおり

「流恋草」・・・・・・香西かおり

「兄さ恋唄」・・・・・朝花美穂

「男、涙の酒」・・・・藤原浩

「ひと夜草」・・・・・三船和子

 

 

愛知県出身の石川ひとみが登場。先日45周年を記念するアルバムも出してますね。

Amazon.co.jp 笑顔の花

私はまだ買ってなかったのですが、今回やってくれた「笑顔の花」が素晴らしい曲で、こりゃあ買っとかなきゃダメだな。ていうか、曲のデキ以上に歌唱に衰えが全然感じられないところが凄い。

私は彼女が声の出演と歌をやっていたNHKの人形劇「プリンプリン物語」を小学生のときに一生懸命みた世代で、石川ひとみといえば「まちぶせ」よりも「プリンプリン物語」「ハッピー・アドベンチャー」「わたしのそこく」「おかあさんのうた」(いずれもプリンプリン物語につかわれてた曲)が思い浮かぶしそっちのほうが好きなんですけど、今回のトーク内容によれば、あの仕事は歌手としての成功っていう認識ではなかったんだな。「まちぶせ」がヒットしなかったらやめようと思っていたっていう話は知らなかった。プリンプリンものすごくよかったのになあ。たまには「まちぶせ」ではなくそっちをメドレーでやってくれたりしたら、私の世代の視聴者は間違いなく観るし話題性があるはず。

↑「プリンプリン物語」は2017年に再放送があったらしいけど私は見逃してました。DVDも一部分だけのがいくつか出ているものの、それもけっこう欠落している部分がありながらの商品化らしい。すべてをコンプリートしたものが出てくれないかなあ~。NHKにも残ってなくて「誰か映像を残していませんか」と募集しているくらいだからおそらく永遠にムリか。

 

それから、朝花美穂の新曲が聴けたのがよかった。

前作「しゃくなげ峠」の「姉妹作」という位置づけだという「兄さ恋唄」。

Amazon.co.jp 兄さ恋唄

じつはすでにYOU TUBEでちょこっと聴いていたんですが、正直なところピンとくるものがなくて買うのを見送っていました。

しかし今回聴きなおして、こりゃあカッコいいと再認識。青臭さが抜けて深みを増してきた歌唱も素晴らしい。

これからも売れ線に日和ることなく、この路線で攻めてほしい!

 

といったところで今回はこのくらいで。来週は再放送回ですのでお休みします。

令和4年2月13日のNHK BSプレミアム「新・BS日本のうた」

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