アメリカの金融市場関係者のあいだで、トランプ大統領の関税政策について、「TACO理論」に基づいて投資すれば儲かる、なんていわれているらしいですね。
「TACO」というのは「Tramp Always Chickens Out(トランプはいつもビビッて引き下がる)」 という言葉の頭文字をとったもので、つまりトランプは過激なことを言うけれどそれが市場に悪い影響を及ぼして数字に出ると怖気づいて政策を引っ込めるのが常、だからトランプが「関税!」とか言って市場が下落したときに買い、その結果にトランプがビビッて政策を引っ込めて市場が安心して上昇したときに売れば必ず儲かる、ということらしい。
私はトランプはこの市場の乱高下を意図して自分とファミリーとお友達をインサイダーで儲けさせようと思ってわざとやってるんじゃないか、とちょっとだけ思っていたんですが、どうやらトランプはそんなことまで考えられない真正のidiotらしいし、思想信条信念というものがなにもなく、ただカネが儲かればいいという思考回路しか持ち合わせてないノータリンでしかないっていうのはすでに明らか。アメリカの市場関係者はバカのやる愚行に乗じてカネもうけするのもいいけど、そんなタコ(日本語でも英語でも悪口になってるのが面白い)並みの知能の野郎を世界に多大な影響をおよぼす世界一の権力者に選んじゃった責任を少しは感じてほしいものです。
それはともかく、トランプがTACO野郎であるのがどうやら正しいとするなら、日本政府はいちいちトランプ詣でして関税の交渉なんかしないで、「関税?やるならやれや(どうせインフレになって支持者が悲鳴をあげたら引っ込めるんだろ?)」という姿勢で「放っておく」のが正しいんじゃないのか。ここで関税を引っ込めてもらおうと思って兵器だのを買ったりするのは無駄でしょ。どうせ近いうちに引っ込めるんだし。
で、今回の「新・BS日本のうた」は、山形県南陽市での公開収録。
出演は、
堀内孝雄、中村美津子、田川寿美、岩本公水、市川由紀乃、福田こうへい、松原健之、中西りえ、羽山みずき、新浜レオン。
注目すべき新曲がいっぱい聴けてよかった!
今回の曲目は以下のようになっていました。
「河内おとこ節」・・中村美津子
「孫」・・・・・・・福田こうへい
「空に太陽がある限り」・・新浜レオン
「あなたならどうする」・・田川寿美
「あゝ人恋し」・・・松原健之
「川は流れる」・・・羽山みずき
「すみだ川」・・・・岩本公水
「花咲く乙女たち」・・岩本公水&田川寿美
「関東春雨傘」・・・福田こうへい
「山河」・・・・・・堀内孝雄
「別れの燈台」・・・・市川由紀乃
「炎のkiss」・・・・・新浜レオン
「歌だよ!人生」・・・中村美津子
「ジョニーの子守唄」・・堀内孝雄
「リンゴ村から」・・・福田こうへい
「青春時代」・・・・・新浜レオン
「女の駅」・・・・・・中西りえ
「星はなんでも知っている」・・松原健之
「ファイト!」・・・・羽山みずき
「波止場しぐれ」・・・・・・・・・岩本公水
「女...ひとり旅」・・・田川寿美
「恋祭」・・・・・・・市川由紀乃
「壺坂情話」・・・・中村美津子
「君のひとみは10000ボルト」・・全員
「からくり歌舞伎 万華鏡」・・中西りえ
「朧」・・・・・・・市川由紀乃
今回は個人的に注目すべきと思ってた新曲がいっぱい聴けてよかったです。
新浜レオンの「炎のkiss」は今回はじめて聴いて、正直イマイチな曲(勢いとノリ重視と思えばこれでいいのかな)と思いましたが、目指す方向性というのがはっきりしてて、そこへ突進しているような姿勢は頼もしい。
中村美津子の「歌だよ!人生」はもうラジオで何度も聴いて耳にこびりついてて、
キャッチーなサビがじつにいい。人生の応援歌的な曲としては最高じゃないですかね。
中西りえの「からくり歌舞伎 万華鏡」もいままでの彼女にはない曲で面白い。それから市川由紀乃の復活作「朧」は、
山口百恵あたりの昭和歌謡を意識したようにも感じられるクールな曲。曲自体はそんなにビックリするほどいいとは感じないけれど(聴き込んだあとで「超カッコいい」とか言い出す可能性アリ)、いままでとかわりない素晴らしい歌唱を聴かせてくれているだけでファンとしては喜ぶべきでしょう!
といったところで今回はこのへんで。来週放送分は3人娘Zが出るのか!大期待!